【初心者向け】リストラップは必要ない?正しい巻き方や効果について徹底解説!

筋トレを始めてから、「リストラップはどんな時に使うの?」「自分には必要?」といった悩みを持つ方が多です。
私は過去に、リストラップの存在を知らずにトレーニングを行なっており、「もっと早く知りたかった」という思いをした経験があります。
そこでこの記事では、初心者に向けたリストラップの使い方やメリット、購入すべきタイミングなど、私の経験を元にまとめました。
- リストラップとは
- 初心者にリストラップは必要なのか
- リストラップのメリットや使い方
- リストラップの選び方
この記事に出会えてよかった、と思っていただけるように記事を書きました。ぜひ最後まで読んで、リストラップについてマスターしてください!
リストラップとは?
リストラップは、手首を固定するトレーニングアイテムです!
手首をガチッと『補強・補助』できるので、ベンチプレスやショルダープレスといった手首に負担がかかる種目で、怪我のリスクを軽減できます。
装着も簡単で、手首が細い方や弱い方には強い味方となるアイテムの一つです。
【リストラップの構造】

リストラップは、主に親指ループ、ラップ部分、マジックテープの3点から作られており、硬さや伸縮性など、素材が色々あります。
リストラップの選び方から知りたい方→【リストラップを選ぶ際のポイント】
リストラップの他にも上記のような補助具があり、目的によって使い分けることで、質の高いトレーニングを行うことができます!
- パワーグリップ:握力補助+手のひらの保護
- トレーニンググローブ:手のひらの保護
- リストストラップ:握力補助
【パワーグリップについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください】

リストラップは必要ない?

結論、絶対に必要!というわけではないが、あったほうが断然いいアイテムです!
特に筋トレ初心者が使うことで、多くの恩恵を受けることができます。
リストラップのメリット
リストラップ最大のメリットは、手首をしっかりと固定できることです。
手首を固定することで得られる効果について、大きく4つを紹介します!
1:手首の怪我予防


リストラップを使うことで手首をしっかりと補強でき、痛みや怪我を引き起こすリスクを減らせます。
特に手首が細い方や弱い方は、手首の痛みが出やすいので、リストラップを積極的に使用するのがおすすめです。
2:フォームが安定する

リストラップを使用することは、フォームの安定にもつながります。
手首を固定することで角度を一定に保ち、力の分散を防ぐことができるからです。
特手に、筋トレ初心者や手首の弱い方がリストラップを使うことで、フォームの安定性向上につながります!
3:メンタル的な安心感

リストラップを使用することで、安心してトレーニングを行うことができます。
怪我の心配やフォームを気にせず、安心してトレーニングを行うことができるからです。初心者は、怪我に対する不安が強いので、リストラップを使ってメンタル的な安心を手にしましょう!
4:パフォーマンスの向上

リストラップを使用することで、パフォーマンスの向上が見込めます。
手首の固定によって生まれるフォームの安定と、メンタル的な安心感によってストレスフリーな状態で動作を行うことができるからです。
手首が固定されると、力の分散を防ぐことができて本来の力を発揮しやすくなります!
リストラップを使わない理由がないくらい多くのメリットがありますね!
気になった方はリストラップをチェックしてみてください。
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リストラップが必要ない場合

リストラップが必要ない場合はあるのでしょうか?
結論、トレーニングスタイルや目的によって、リストラップが必要ないと考えられる場合もあります。基本的に持っていて損がないアイテムですが、必要のない場面についても紹介します!
手首を鍛えるのが目的の場合

筋トレで手首を鍛えることが目的の場合、リストラップは必要ないです。
リストラップはあくまで手首の補助具なので、手首を鍛えたいのに使用することはしません。

自分のトレーニング目的を明確にした上で、リストラップを使うかどうか判断しましょう!
軽重量や高回数の場合
軽重量・高回数の場合は、手首への負担や怪我のリスクは少ないので、リストラップをつけなくても大丈夫です。
高回数を行う場合は、1セットあたりの動作時間が長いので、リストラップの装着時間が長くなって血流が悪くなるという点でも、よくありません。

どうしても手首が弱く心配な方は、軽くリストラップを巻くようにしましょう!
リストラップは何キロから使うべき?
結論、リストラップを使うタイミングとして、ダンベル何kgから使う!といった明確な基準はありません。
しかし、具体的なリストラップを使い始めるべきタイミングについて、私の経験から3つほど紹介します!
手首が痛くなったとき

トレーニング(特にプレス種目)を行っていて、少しでも手首に痛みを感じた場合は、すぐにリストラップを使い始めましょう!
手首が痛いのに我慢して筋トレを行っていると、より強い痛みや怪我を引き起こします。
特に手首は、多くのトレーニングで使うので、怪我をすると筋トレができなくなる恐れもあります。
以下の種目は、手首が痛くなりやすいので、注意して行いましょう!
- ベンチプレス
- ショルダープレス
- スクワット
手首が寝てしまうとき

ベンチプレスなどを行っていて手首が寝てしまう方は、リストラップを使用しましょう!
「手首が寝てしまうが、今のところ特に痛みもない」という方でも、重量が上がると、痛みを引き起こす可能性があります。
自分で、「手首が寝やすいタイプだな」と気づいた時点で、リストラップの使用を始めることで、後々の怪我や痛みを予防することにつながります!
高重量を扱うとき

高重量のダンベルやバーベルを扱う時は、手首への負担が大きく、痛みを引き起こしやすくなります。
フォームや動作のバランスを保つためにも、リストラップを使って安定性を向上させることが大切です。
具体的に自分の体重の0.8~1倍以上の重量を扱うようになったら、リストラップを使用しフォーム安定と怪我の予防しましょう!
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リストラップの正しい巻き方

リストラップの巻き方について、『巻き方がわからない!』『今まで間違った巻き方をしていた!』という方が多いです。
リストラップの正しい巻き方について細かく解説するので、初めて使う方は正しい巻き方を覚え、使ったことのある方は改めて再確認をしましょう!
リストラップ|巻き方の手順
リストラップの巻き方は以下の1〜5のステップです。
解説をよくみて練習してみてください!


リストラップを巻く前に、手首をまっすぐにすることが重要です。
角度がついた状態で巻くと、十分な強さや適切な位置で巻くことができなくなります。

親指の付け根あたりから巻き始め、手首の関節を中心にしっかり巻いていきます。
きつく巻きすぎると血流が悪くなり、緩すぎると十分に手首を固定できません。
2cmほど伸ばした状態で巻いていくことで、ちょうど良い強さで巻くことができます!

巻き終えたら、マジックテープで固定します。
しっかりと固定しないと、動作中に外れてしまい危険です。
手首を動かしたときに、ズレないで安定しているかチェックしましょう!

最後にリストラップを巻き終えたら、親指ループを外します。
ループを外さないと自然なグリップがしにくくなるからです。
ついつい外すのを忘れてしまいがちなポイントなので、注意しましょう!
動作が終わった時には、毎回リストラップを外しましょう!
ずっと巻いたままでいると、手首への負担や血流の悪化につながります。
その都度外して巻き直すことで、次のセットへの気持ちを切り替えることもできるので、めんどくさがらずに1回1回外すように心がけましょう!
リストラップ|内巻きと外巻きについて
リストラップを装着の際に『内巻き・外巻き』どちらで巻いていくのが正しいのか悩む方も多いです。結論、どちらが正しいという明確なルールは存在しません。
そのため、内巻きと外巻き、それぞれの巻き方の特徴やメリットについて、私の体感や様々な情報をもとに解説します。
実際に試してみて、自分に合った巻き方を見つけてみてください!
内巻き
内巻きは、自分の体に向かって巻いていくやり方です。

- 手首をがっちり固定できる
- プレス系種目に最適(ベンチプレス・ショルダープレス)
特にプレス系の種目に適した巻き方で、ベンチプレスやショルダープレスなどで活用するのがおすすめです!
外巻き
外巻きは、自分の体の外に巻いていくやり方です。

- 手首の動きを少し自由にできる(スクワット向き)
- 負荷が手首の甲側に集中するため、デッドリフト向き
外巻きは、内巻きに比べて可動域が少し取れるのがポイントで、スクワットやミリタリープレスなどで活用するのがおすすめです!
リストラップを選ぶ際のポイント
リストラップを使ったことがない方は、「選ぶときに注意することは?」「自分にはどれが合っているの?」といった疑問を持つことが多いです。
そこで、リストラップを選ぶ際に見ておくべきポイントについてまとめました。
失敗しないためにも、選び方についてしっかりと見ていきましょう!
リストラップの長さ
リストラップの長さは約30cm~90cmの間で様々なバリエーションが存在します。
大きく分けると、以下の3つです。
種類 | 長さ | 用途 |
ショート | 約30cm~45cm | 軽重量のトレーニングやスクワット向き |
ミディアム | 約50cm~60cm | ベンチプレスやショルダープレスに最適(初心者向け) |
ロング | 約75cm~90cm | 高重量トレーニング、パワーリフティング向き |
スクロール
長さが長くなるほど巻ける回数も多くなり、固定力が増加します。
基本的に初心者の方であれば、約50cm~60cmの標準サイズを選べば大丈夫です!
リストラップの硬さ
リストラップの硬さは、ソフト(柔らかい)とハード(硬い)の2種類あります。
それぞれ以下のような特徴を持っています。
生地が柔らかく、伸縮性に優れているので、多少可動域が必要なダンベルプレスや軽・中重量の種目に最適。
生地が硬く、固定力に優れているのでベンチプレスや高重量の種目に最適。
どちらが良いかは、自分の着け心地や好みにもよりますが、初心者の方にはソフト(柔らかい)がおすすめです。
伸縮性に優れており、自分の巻き加減で固定力を調整でき、初心者の方にピッタリだからです!
逆にハードは、手首がしっかりと固定できる点で魅力的ですが、初心者の方には「硬すぎて動作がやりにくい」「食い込んで痛い」と感じることがあります。
最初は、多少の伸縮性のあるソフトを使って正しい動作や重量に慣れていき、ある程度レベルが上がったと感じてきたらハードを購入するのをおすすめします!
リストラップの素材
リストラップの素材は、主に「コットン」「ポリエステル」「ナイロン」が多く、それぞれ特徴が異なります。
自分のトレーニング環境や用途と比較して、自分に合った素材を見つけましょう!
素材 | 伸縮性 | 吸汗性 | 耐久性 | 固定力 | おすすめ用途 |
コットン | (ほぼなし) | (高い) | (普通) | (中程度) | 軽量リフティング、初心者向け |
ポリエステル | (適度にあり) | (低い) | (低い) | (しっかり) | 万能タイプ、初心者~上級者 |
ナイロン | (ほぼなし) | (低い) | (非常に高い) | (超強力) | パワーリフティング、高重量 |
スクロール
コットン
吸汗性に優れており汗をかいても快適です。
柔らかく肌触りも良いので、動作の際にストレスなく使用することができます。
耐久性はそこそこで、長期間使用していると伸びてきやすいのが難点です!
汗のかきやすい夏場や軽〜中重量のトレーニングで使うのが良いでしょう。
ポリエステル
軽量かつ耐久性が高いので、長期間使用しても伸びにくいです。
柔軟性にも優れているので、使用した際に「肌に食い込んで痛い」といった悩みも少なくなります。
汗を吸収しにくいので、汗を大量にかく人はダンベルが滑りやすくなるかもしれません。
汗のかきにくい冬場や中〜高重量のトレーニンングで使用するのがおすすめです。
ナイロン
非常に耐久性が高く、長期間使用できます。
硬さは硬めですが、しっかりと手首を固定したい人にとっては魅力的です。
しかし、伸縮性がほぼないので装着の際、慣れるまでは巻くのが難しいでしょう。
高重量を扱う方やパワーリフティングを行う方に向いています!
マジックテープの強度
マジックテープの強度についても、チェックしましょう。
動作を行っている際に、マジックテープの強度が弱いと外れてしまいます。
特に、長期間使用し続けると徐々に強度が低下していくので、口コミやレビュー、説明をよくみてテープ強度の高いものを選ぶのがおすすめです。

レビューを見る際は、サクラ(偽のレビュー)に注意しましょう!
おすすめのリストラップ
おすすめのリストラップを3つ紹介します!
「どれを選んだらいいのかわからない」という方は、参考にしてみてください。
AllOUT(オールアウト)
AllOUT(オールアウト)は、(耐久性)(伸縮性)(固定力)全てにおいてバランスの取れたリストラップです。
多くのIFBBPRO選手が愛用しており、パワーグリップはアマゾンのレビュー数9000を超える大人気商品となっています。(現在時点)
初心者〜上級者まで使用できるので、「どれを購入すれば良いかわからない」人は、AllOUTのリストラップを選びましょう!
サイズ:18インチ(46cm)/24インチ(61cm)
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FERRY(フェリー)
FERRY(フェリー)は、コスパに優れた価格と厚みのある生地で付け心地が良いのが魅力となっています!
ナイロン素材でできており、耐久性と固定力に優れているので、手首がしっかりと固定できる上に、長期間使用することができます。
特に筋トレを始めたてで、「あまりお金はかけられない」といった方におすすめの商品です!
サイズ:長さ約50cm 幅約8cm
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Schiek(シーク)
シークは、私も愛用しているリストラップの1つです。
筋トレアイテムの老舗で25年の歴史があります。耐久性や性能はもちろん、着け心地も最高のリストラップです。
カラーは、レッド・ブルー・ホワイト・ピンクの4色展開で、そのかっこいい見た目からトレーニングのモチベーションを高めてくれます。
サイズ:24インチ(約60cm)
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サイズ:12インチ(約30cm)
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リストラップについてのQ&A
- 〈リストラップ〉と〈リストストラップ〉の違いは?
A:リストラップは、手首を固定する補助具。リストストラップは、握力の補助をする補助具。
- リストラップを使うと前腕や手首が細くなる?
A:細くはなりません。
- リストラップは1回1回外す?
A:動作が終わるごとにリストラップは外しましょう!
- リストラップを巻く強さはどのくらい?
A:約2cmほど伸ばして、巻いていくとちょうど良い強さで巻けます。
- 初心者がリストラップは恥ずかしくない?
A:全く恥ずかしくありません。むしろ本気でトレーニングしようとしているので応援したくなります。
リストラップは必要ない?まとめ
今回は、リストラップのメリットや使い方、選び方について紹介しました。
筋トレを始めたばかりだと、トレーニングアイテムを使うのは、「恥ずかしい」「緊張する」といった方も多いでしょう。
しかし、1度使えば「もっと早く使っておけばよかった」と感じるアイテムです。
使ってみたいという気持ちが少しでもあれば、試しに購入して使ってみましょう!
購入後は、リストラップに頼りすぎになるのではなく、時は使わずにトレーニングし、高重量になったらリストラップを活用するといったバランスが大切です!
自分の体の状態や体調、トレーニング目的を考慮した上で効果的に使用しましょう。
今回紹介したおすすめのリストラップ3つは、比較的安価で耐久性に優れいながら、高機能なので買ってそんはないです。気になる方はチェックしてみてください。
【AllOUT(オールアウト)】
サイズ:18インチ(46cm)/24インチ(61cm)
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【FERRY(フェリー)】
サイズ:長さ約50cm 幅約8cm
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【Schiek(シーク)】
サイズ:24インチ(約60cm)
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サイズ:12インチ(約30cm)
詳しくはこちら:Amazonでチェック/楽天でチェック
最後まで読んでいただきありがとうございます!
様々な角度から筋トレについて発信しており、少しでも読者の方のトレーニングライフがより良いものになればと願っております。頑張ってトレーニングを継続していきましょう!